基礎知識|ワーホリ
ワーホリ(ワーキングホリデー)とは?
仕組みから費用・メリット・デメリットまで
完全解説【2026年】
「ワーホリって何?」「語学留学と何が違うの?」この記事では、ワーキングホリデーの仕組みを基礎からわかりやすく解説します。
ワーホリとは?
一言でいうと
ワーキングホリデー(ワーホリ)とは、協定を結んだ国の間で、若者が相手国に滞在しながら就労できる制度です(外務省)。観光・就学・就労を組み合わせて自由に過ごせるのが最大の特徴です。
制度の趣旨は「休暇目的の滞在中に、旅行・生活費を補うための付随的な就労を認める」というもの。就労はあくまで滞在費を補う手段であり、国によって職種や同一雇用主のもとで働ける期間に制限が設けられている場合があります。
語学留学との違い
| 比較項目 | ワーホリ | 語学留学 |
|---|---|---|
| ビザの種類 | ワーキングホリデービザ | 学生ビザ(または観光ビザ) |
| 就労 | 可能(国によって制限あり) | 制限あり |
| 学校通学 | 最大6ヶ月程度 | 自由 |
| 滞在期間 | 最長1〜2年 | 数週間〜数年 |
| 費用の補い方 | 現地で働いて収入を得られる | 基本的に持参資金のみ |
ワーホリに行ける国・地域(32カ国・地域)
2026年4月時点・外務省
オセアニア
オーストラリア、ニュージーランド
北米
カナダ
南米
アルゼンチン、チリ、ウルグアイ
アジア
韓国、台湾、香港
ヨーロッパ
フランス、ドイツ、英国、アイルランド、デンマーク、ノルウェー、ポルトガル、ポーランド、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アイスランド、チェコ、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダ、フィンランド、ラトビア、ルクセンブルク、マルタ、イタリア
※ 人気が高いのはオーストラリア・カナダ・ニュージーランド・英国の4カ国です。出典:外務省 ワーキング・ホリデー制度
年齢制限・申請条件
申請前に確認しておこう
基本条件:18歳以上30歳以下(申請時点)
一部の国・地域は年齢上限が異なる場合があります。渡航を検討している国の大使館や公式情報で最新の条件を必ず確認してください。
その他の主な条件
- ✓日本国籍を持つこと
- ✓有効なパスポートを持つこと
- ✓健康であること
- ✓滞在資金を所持すること
- ✓子・被扶養者を同伴しないこと
- ✓過去に同国のワーホリビザを取得していないこと(一部の国を除く)
複数回参加について:2024〜2026年の改定により、カナダ・韓国・台湾・スロバキアでは一生涯2回の参加が可能になりました。また英国は最長2年間の連続滞在が認められています。
ワーホリにかかる費用の目安
渡航前に把握しておきたい
| ビザ申請費 | 4〜7万円 |
| 航空券(往復) | 10〜25万円 |
| 保険料(1年) | 18〜26万円(日本の保険)/6〜12万円(現地保険) |
| 語学学校(任意・3ヶ月) | 30〜50万円 |
| 生活費(家賃込み) | 月20〜30万円 |
現地での就労収入で生活費を補えるため、実質の持ち出しは100〜200万円程度で収まるケースが多いです。国ごとの詳しい費用はワーホリ費用の国別まとめをご覧ください。
メリット
ワーホリを選ぶ理由
現地で働いて費用を補える
就労が認められているため、カフェ・農場・工場・日系企業など様々な仕事に就けます。語学留学と違い、生活費を自分で稼ぎながら滞在できます。ただし国によって職種や同一雇用主のもとで働ける期間に制限がある場合があります。
本物の英語環境に長期間浸れる
観光旅行や短期留学では得られない「日常の英語」を体験できます。1年間の滞在で英語力が実践的に伸びる人が多いです。
帰国後のキャリアで活かせる
海外経験・英語力・異文化適応力は就職活動で評価されます。特に外資系・グローバル企業・観光業では強みになります。
語学学校にも通える
多くの国で最大6ヶ月程度の語学学校への通学が可能です。「英語を学びながら働く」二刀流スタイルができます。
デメリット・注意点
出発前に知っておきたい
⚠️ 年齢制限がある
30歳(一部の国は異なる)を超えると申請できません。「いつかやろう」と先延ばしにしているうちに年齢を超えてしまうケースも多いです。
⚠️ 就労に制限がある場合がある
ワーホリは「付随的な就労」を認める制度のため、国によっては職種や同一雇用主のもとで働ける期間に上限が設けられています。渡航前に各国の条件を確認しましょう。
⚠️ 計画性がないと目的を見失いやすい
自由度が高い分、「気づいたら1年が終わっていた」という人も。渡航前にある程度の目標設定をしておくことが重要です。
⚠️ キャリアの空白になりうる
企業によってはワーホリ期間をキャリアの空白と見る場合もあります。ただし近年は海外経験をポジティブに評価する企業も増えています。
よくある質問
よくある疑問にお答えします
Q. ワーホリは何歳から何歳まで行けますか?
A. 基本は18歳以上30歳以下(申請時点)です。一部の国・地域は異なる場合があるため、渡航先の大使館や公式情報で確認することをおすすめします。
Q. ワーホリ中は何でも仕事ができますか?
A. 国によって就業職種や同一雇用主のもとで働ける期間に制限がある場合があります。例えばオーストラリアでは一部の農業・漁業を除き、同一雇用主での就労は6ヶ月が上限です。渡航前に必ず確認しましょう。
Q. ワーホリに英語力は必要ですか?
A. ビザ申請に英語力の基準はありません。ただし現地での生活・仕事探しには最低限の会話力があると大きく変わります。渡航前に語学学校やオンライン英会話で基礎を作るのがおすすめです。
Q. ワーホリは一人でも大丈夫ですか?
A. はい、一人で渡航する人が大多数です。エージェントを利用することで、現地の情報収集・学校や仕事の手配を一緒に進めてもらえるため、一人でも安心して準備できます。
Q. ワーホリは複数の国に行けますか?
A. 各国のビザで別々に申請することで、複数の国に順番に滞在することが可能です。例えばオーストラリア1年→カナダ1年のように、2カ国合計2年の海外生活を実現する方も多くいます。